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太陽光・蓄電池セット補助金2026年版|個人・法人別の最新動向を解説

中村 沙織 / 更新:2026-06-20
太陽光と蓄電池をセットで入れたいけど、国の補助金っていくら出るの?と調べると、答えはちょっと意外です。2026年現在、太陽光発電「単体」への国の補助金はありません。お金が出るのは、蓄電池やZEH(住宅まるごと省エネ)とセットにしたときです。
  • 太陽光単体への国の補助金は2013年3月に終了し、2026年も復活していない。
  • 国の支援は「太陽光+蓄電池+省エネ設備」のセット(新築ZEHなど)が中心。
  • 既築リフォームでは蓄電池が1kWhあたり3.7万円のDR補助の対象になる。
  • 東京都は蓄電池1kWhあたり10万円(上限120万円)、神奈川県は太陽光1kWあたり7万円+蓄電池1台15万円のセット補助がある。
  • 補助金は国・都道府県・市区町村から別々に出ており、併用できる場合がある。

太陽光 蓄電池 セット 補助金の結論

【太陽光発電】2026年4月制度改定直前の補助金・新制度・損得シミュレーション
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結論から言うと、2026年の補助金は「太陽光だけ」ではほとんど出ず、蓄電池やZEHとセットにして初めて手厚くなります。

私が自治体窓口や施工業者を取材して何度も確認したのは、国の方針が「住宅まるごとの省エネ化」に振り切っているという点です。太陽光単体への国補助は2013年3月で終わり、2026年3月時点でも戻っていません。

つまり、お得に導入したいなら「太陽光+蓄電池」「太陽光+ZEH」の形にするのが今の正解です。

太陽光単体への国の補助金は2026年も存在しません。補助を狙うなら、蓄電池・ZEH・省エネ機器とのセットが前提です。
2026年(令和8年度)の主な太陽光・蓄電池セット補助の目安
制度・地域対象補助額
国 ZEH(地域区分1〜3)太陽光・蓄電池を含む設備55万円/戸
国 ZEH+(地域区分1〜4)太陽光・蓄電池を含む設備90万円/戸
国 既築(DR)蓄電池1kWhあたり3.7万円(10kWhで約37万円)
東京都蓄電池(太陽光セット要件あり)1kWhあたり10万円(上限120万円)
神奈川県太陽光+蓄電池セット太陽光7万円/kW+蓄電池15万円/台

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自分に合う補助金を探すなら、「住んでいる地域」と「新築か既築か」の2軸で絞り込むのが一番早いです。

補助金は国・都道府県・市区町村の3層に分かれていて、条件もバラバラです。私が取材で痛感したのは、同じ「太陽光+蓄電池」でも、横浜市と世田谷区では出るお金がまるで違うということ。

だからまず、お住まいの自治体名+「蓄電池 補助金」で公式ページを開くのが確実です。国の制度は新築か既築かで入口が変わります。

太陽光発電の基本情報から探す

太陽光と蓄電池をセットにする最大の理由は、昼につくった電気を夜に使う「自家消費」を増やせるからです。

売電価格が下がり続けている今、つくった電気を売るより、貯めて自分で使うほうが家計に効きます。補助金の設計も、この自家消費を後押しする方向に揃ってきました。

だから国も「太陽光+蓄電池+省エネ給湯」のような組み合わせにお金を出します。基本を押さえるなら、まず「蓄電池の容量(kWh)」と「太陽光の出力(kW)」が補助額の計算単位になることを覚えておくと話が早いです。

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【2026年版】知らないと100万損する!補助金で太陽光+蓄電池を最安導入する方法【太陽光】
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「ZEH」「DR」「kWh」あたりの言葉の意味がわかると、補助金ページがぐっと読みやすくなります。

ZEH(ゼッチ)は、断熱・省エネ・創エネで年間のエネルギー収支をおおむねゼロにする住宅のこと。DR(デマンドレスポンス)は、電力が足りない時間帯に蓄電池などで需要を調整する仕組みです。

国の既築向け補助は、このDRに参加すると上限が加算されます。DR実証への参加で1台あたり15万円、機器設置なしでも10万円の加算が用意されています。

2026年版の太陽光発電関連の補助金の動向

2026年の流れを一言でいうと「太陽光単体は冷遇、蓄電池・ZEHは優遇」です。

国の基本方針は、太陽光だけでなく蓄電池・V2H・断熱・高効率給湯まで含めた住宅全体の省エネ化です。太陽光を単独で入れても国からのお金は期待できません。

一方で蓄電池の補助は手厚いものの、単価は少しずつ下がっています。SII登録製品基準の補助単価上限は、2024年度・2025年度が37,000円だったのに対し、2026年度は34,500円(最大増額+3,000円)に引き下げられました。

補助単価は年々下がる傾向です。蓄電池の補助は2024・2025年度の37,000円から、2026年度は34,500円へ引き下げられました。迷っているなら早めの判断が有利です。
蓄電池の補助単価上限の推移(SII登録製品基準)
年度補助単価上限
2024年度37,000円
2025年度37,000円(増額あり)
2026年度34,500円(最大増額+3,000円)

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複数社の見積もりを取って初めて、補助金込みの本当の価格が見えてきます。

太陽光と蓄電池のセットは、製品の組み合わせや工事費で総額が大きく変わります。補助金は機器の容量やメーカー(SII登録の有無)で受けられる額が変わるので、補助金に詳しい業者かどうかで結果が変わるのが正直なところです。

私が取材でよく聞くのは「補助金の申請を業者が代行してくれて助かった」という声。逆に申請に不慣れな業者だと、取りこぼしが起きます。蓄電池の容量別の補助額の目安は、製品基準を扱う情報源で確認しておくと安心です。

個人向け住宅用太陽光発電関連の補助金の動向

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個人の住宅では、新築なら「ZEH補助」、既築なら「蓄電池のDR補助」が主役です。

新築でZEH水準なら、太陽光・蓄電池を含む設備で地域区分1〜3が55万円/戸、ZEH+で地域区分1〜4が90万円/戸。太陽光単体で見ると、新築は出力3.6kW以下で12万円/kW(上限36万円)、3.6kW以上50kW未満で10万円/kWです。

既築リフォームの場合は、蓄電池が1kWhあたり3.7万円の補助対象。たとえば10kWhなら約37万円が目安になります。新築の蓄電池単体は10万円/kWh(限度額70万円、ZEH適用外の場合)です。

国の住宅用太陽光・蓄電池補助(2026年・新築/既築の目安)
区分対象補助額
新築 ZEH(地域1〜3)太陽光・蓄電池含む設備55万円/戸
新築 ZEH+(地域1〜4)太陽光・蓄電池含む設備90万円/戸
新築 太陽光単体3.6kW以下12万円/kW(上限36万円)
新築 太陽光単体3.6kW以上50kW未満10万円/kW
新築 蓄電池単体ZEH適用外10万円/kWh(上限70万円)
既築 蓄電池(DR)リフォーム3.7万円/kWh(10kWhで約37万円)

法人向け太陽光発電関連の補助金の動向

法人向けは、太陽光・蓄電池に加えて充放電設備まで含めた合計で4,000万円が総額上限です。

定置用蓄電池・車載型・充放電設備を組み合わせて導入する場合、これらの合計に対する補助の総額上限が4,000万円に設定されています。事業規模が大きいほど、補助の設計を理解しているかで投資回収が変わります。

全体の傾向として、太陽光単体の補助よりも、蓄電池や省エネ改修と組み合わせた支援が厚くなっています。法人でも「セットで自家消費」が補助を引き出す鍵です。

太陽光発電の補助金は国、都道府県、市区町村からそれぞれ出ている

補助金は国・都道府県・市区町村の3つから別々に出ており、条件が合えば重ねて使えることがあります。

わかりやすいのが東京都と神奈川県です。東京都は蓄電池(太陽光セット要件あり)に1kWhあたり10万円、上限120万円。2026年6月時点で旧12万円から見直され、DR実証参加なら上限なしに変わりました。

神奈川県は太陽光と蓄電池を併せて導入する場合、太陽光が1kWあたり7万円、蓄電システムが1台あたり15万円。令和8年度第1期の申請期間は2026年5月11日〜6月30日です。

東京都の蓄電池補助は1kWhあたり10万円・上限120万円(DR参加で上限なし)、神奈川県は太陽光7万円/kW+蓄電池15万円/台。住む場所で受け取れる額がまるで違います。
東京都・神奈川県のセット補助(2026年)
地域対象補助額・上限申請期間など
東京都蓄電池(太陽光セット要件あり)1kWhあたり10万円/上限120万円(DR参加で上限なし)2026年6月時点の見直し
神奈川県太陽光+蓄電池セット太陽光7万円/kW+蓄電池15万円/台令和8年度第1期 2026年5月11日〜6月30日

【落とし穴注意】補助金を取りこぼさない申請前チェックリスト(2026年版)

太陽光パネルに蓄電池を追加し、その経済効果(電気代)を年単位で比較しました
太陽光パネルに蓄電池を追加し、その経済効果(電気代)を年単位で比較しました

補助金で一番多い失敗は、契約や工事を始めてから申請しようとして対象外になることです。

取材していて何度も聞くのが「順番を間違えた」という後悔。多くの制度は、契約・着工の前に申請(または交付決定)が必要です。先に工事すると一円も出ません。

もうひとつ見落としがちなのが申請期間。神奈川県の令和8年度第1期は2026年5月11日〜6月30日と、わずか約7週間です。予算が尽きれば早期終了もあります。

  1. 契約・着工の前に申請(交付決定)が必要かを必ず確認する。
  2. 申請期間と予算枠を確認する(神奈川県第1期は2026年5月11日〜6月30日)。
  3. 蓄電池がSII登録製品かどうかを確認する(補助単価の対象基準)。
  4. 国・都道府県・市区町村が併用できるかを各窓口に確認する。
  5. DR実証に参加すると上限加算・上限撤廃があるか確認する。
「先に工事してしまった」は補助金で最も多い取りこぼしです。契約前に交付決定が必要かどうか、必ず公式ページで確認してください。

【2026年版】国からの住宅用太陽光発電関連の補助金

2026年の国の住宅用補助は、新築のZEH支援と、既築の蓄電池DR補助の2本柱です。

繰り返しになりますが、太陽光単体への国補助はありません。新築でZEHにすれば太陽光・蓄電池を含めて55万〜90万円/戸、既築なら蓄電池が1kWhあたり3.7万円の対象になります。

さらに既築のDR実証に参加すると、1台あたり15万円(機器設置なしで10万円)が加算されます。私の感覚では、既築で蓄電池を入れるなら、このDR加算を取りに行く価値が大きいです。

正直に言うと、新築でこれから建てる人ほど補助の取り分は大きく、既築の太陽光単体追加は国からは厳しい。ここは立場をはっきりさせておきます。

よくある質問

取材や家計相談でよく受ける質問を、結論だけ先に答える形でまとめます。

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中村 沙織

住宅・省エネ分野の補助金情報を専門に扱うWebメディア編集者 ・ ファイナンシャルプランナー2級(住宅取得・光熱費削減の家計相談経験あり)
住宅省エネ補助金の取材・執筆歴8年

エネルギー関連の補助金制度を自治体窓口や施工業者への取材を通じて一次情報から調べ、生活者目線でわかりやすくまとめることを心がけています。制度の改定情報も随時追いかけ、実際に使える情報だけを届けることを方針にしています。

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